この件については「犯罪者を叩き出せ」と言ってる奴らが100%バカだと思ってる。
最高裁まで争ってダメだと言われたことの重みを理解し行政は粛々と処分を遂行せよ、
ということ自体は俺も否定はしない。
しかし、なんで今回カルデロン一家がこれほどの支援を集めているかといえば、
少なくとも日常生活においては彼らが「善良かつ模範的な市民」としてふるまい、
職場や地域住民の信頼を得たからであって、というところもポイントだろう。
単に一家離散の悲惨を訴えるだけなら、こういう支持は集まらない。
そのことを考えればだ、今回の例を特例にすることは、バカどもが吼えているように
「密入国者不法入国者が欣喜雀躍する」ということには必ずしもならんだろうと思う。
というより、たとえそういう連中が跳梁跋扈したとしても、彼らがみな職場や
地域社会で模範的にふるまうことのインセンティブが発生するのだとすれば、
それは悪いことではないだろう。
「正規な手続で入国し在留許可のもとで在住している外国人に示しがつかない」という意見もある。
しかし、見た目でそれが判別できるのか?
カルデロン一家に対する偏見の目が、バカどもが吼えるところの「善良な外国人」に向けられないとは
とうてい言えないと思う。
「外国人」どころか「日本人」である「中国残留日本人孤児」の二世三世たちが「日本人に対する怒り、団結、権利」を
グループ名に暴走族「怒羅権」を結成したということの意味を考えた方がいいんじゃないのかな。

